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【早見表】家賃から逆算するDSCR1.3を満たす安全借入額

最終更新日: 2026年6月14日

本ガイドの数値は、当サイトの計算エンジンによるモデル試算です(前提条件は本文に明記)。融資審査基準は金融機関により異なります。投資判断は自己責任でお願いします。

不動産投資で最も避けたい失敗が「借りすぎ」です。返済額が家賃収入を圧迫すると、空室や金利上昇で一気に赤字へ転落します。 では、いくらまでなら安全に借りられるのか。その目安となるのがDSCR(返済余力比率)です。 本記事では、融資審査の基準とされるDSCR1.3を満たす上限借入額を、家賃水準・金利別に当ツールで逆算した早見表を示します。

DSCR1.3を満たす安全借入額の早見表

DSCRは「NOI(営業純利益)÷ ADS(年間返済額)」で計算されます。 DSCR1.3を満たすには、年間返済額をNOIの1/1.3以下に抑える必要があります。 この上限返済額から逆算した借入可能額が以下です(返済期間30年・元利均等)。

月額家賃NOI(年)安全借入額(金利2%)安全借入額(金利3%)
10万円90万円約1,561万円約1,368万円
15万円135万円約2,341万円約2,053万円
20万円180万円約3,122万円約2,737万円
25万円225万円約3,902万円約3,421万円
30万円270万円約4,683万円約4,105万円

出典:当サイト計算エンジンによる試算。前提:空室率5%・運営経費=年間家賃の20%(NOI=年間家賃×75%)・返済期間30年・元利均等。

金利が1%上がると安全借入額は約12%減る

同じ家賃でも、金利2%と3%では安全借入額が大きく変わります。 たとえば月額家賃20万円のケースでは、金利2%で約3,122万円まで借りられるのに対し、金利3%では約2,737万円まで(約12%減)に縮小します。 変動金利で借りる場合は、将来の金利上昇を見込んで、この早見表よりさらに保守的な借入額に抑えるのが安全です。

早見表の使い方と注意点

  • 家賃は保守的に見積もる — 募集賃料ではなく、空室を織り込んだ実勢家賃で計算する
  • 経費率は物件で異なる — 築古や一棟物件では経費が家賃の30%を超えることもあり、その分NOIと安全借入額は下がる
  • DSCR1.3はあくまで目安 — 自己資金に余裕がない場合は1.4〜1.5を狙うとより安全
  • 返済期間で変動する — 期間が短いほど年間返済額が増え、安全借入額は減る

あなたの物件の正確なNOI・DSCRは、DSCR計算ツールで経費・金利・返済期間を入力して確認できます。 利回りから逆算したい場合は利回り計算ツールも併用してください。

まとめ

  • DSCR1.3を満たす安全借入額は「NOI÷1.3」を上限返済額として逆算できる
  • 月額家賃20万円・金利2%なら約3,122万円が一つの目安
  • 金利が1%上がると安全借入額は約12%減少する
  • 変動金利では金利上昇を見込み、早見表より保守的な借入を
  • 家賃・経費は楽観視せず、実勢ベースで計算することが重要

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