不動産投資分析ツール

物件の収支シミュレーションと投資判断を支援します

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固定資産税シミュレーターの使い方

固定資産税シミュレーターは、土地・建物の固定資産税評価額を入力することで、固定資産税と都市計画税の年間税額を計算するツールです。新築軽減措置や住宅用地の特例にも対応しており、10年間の税額推移をプロジェクションとして確認できます。不動産投資では固定資産税は毎年必ず発生する経費であり、収支計算の精度を大きく左右する要素です。物件購入前にしっかりとシミュレーションしておきましょう。

このツールでできること

  • 固定資産税(標準税率1.4%)と都市計画税(制限税率0.3%)の計算
  • 住宅用地の特例適用(小規模住宅用地:1/6、一般住宅用地:1/3)
  • 新築住宅の固定資産税軽減(建物部分が1/2、マンション5年間・戸建て3年間)
  • 10年間の税額推移プロジェクション
  • 評価替えによる評価額変動の反映

計算の仕組み

固定資産税は「課税標準額×1.4%(標準税率)」で算出されます。都市計画税は「課税標準額×0.3%(制限税率)」です。課税標準額は原則として固定資産税評価額と同額ですが、住宅用地には大幅な軽減措置があります。200平方メートル以下の小規模住宅用地は評価額の1/6に、200平方メートルを超える一般住宅用地の部分は1/3に課税標準が減額されます。都市計画税にも同様の特例があり、小規模住宅用地は1/3に、一般住宅用地は2/3になります。

たとえば、土地の固定資産税評価額が2,000万円(150平方メートル)、建物の評価額が1,000万円の場合を考えます。小規模住宅用地の特例が適用されると、土地の課税標準は2,000万÷6=約333万円となり、固定資産税は333万×1.4%=約4.7万円です。建物分は1,000万×1.4%=14万円で、合計約18.7万円になります。特例なしだと土地だけで28万円かかるため、住宅用地の特例による節税効果は非常に大きいです。

固定資産税評価額は3年に一度の評価替えで見直されます。地価の変動や建物の経年劣化が反映されるため、一般的に建物の評価額は年々下がっていきます。一方、地価が上昇している地域では土地の評価額が上がることもあります。本ツールでは10年間の推移を表示し、軽減措置の終了タイミングも反映します。

活用シーン

投資物件の年間運営経費を見積もる際に欠かせないツールです。アパート経営の場合、建物全体の評価額と敷地面積をもとに税額を算出できます。たとえば6戸のアパートで敷地300平方メートルの場合、200平方メートルまでが小規模住宅用地(1/6)、残りの100平方メートルが一般住宅用地(1/3)として計算されます。また、新築アパートの場合は建物部分の固定資産税が当初3年間(3階建以上の耐火・準耐火構造は5年間)半額になるため、軽減が終了する時期の収支変化を事前に確認しておくことが重要です。

注意点

  • 固定資産税評価額は市区町村が決定するため、実際の金額は納税通知書で確認してください
  • 税率は自治体によって異なる場合があります。標準税率1.4%は多くの自治体で採用されていますが、一部の自治体では異なる税率を設定しています
  • 住宅用地の特例は「居住用」が要件であり、更地や駐車場には適用されません
  • 評価替えの影響は地域や物件によって異なるため、プロジェクションはあくまで参考値としてご利用ください
  • 認定長期優良住宅は軽減期間が延長される場合がありますが、本ツールでは標準的な軽減期間で計算しています

計算式の詳細

固定資産税 = 課税標準額 × 1.4%(標準税率)
都市計画税 = 課税標準額 × 0.3%(制限税率)
【住宅用地特例】
小規模住宅用地(200㎡以下): 課税標準 = 評価額 × 1/6(固定資産税)/ 1/3(都市計画税)
一般住宅用地(200㎡超): 課税標準 = 評価額 × 1/3(固定資産税)/ 2/3(都市計画税)
【新築軽減】
新築住宅: 建物部分の固定資産税を 1/2 に軽減
軽減期間: 戸建3年、マンション(3F以上耐火)5年

根拠: 地方税法第349条の3の2(住宅用地特例)・第352条の2(新築軽減)。 自治体により税率が異なる場合があるため、最新は総務省サイトでご確認ください。

入力例とサンプル結果

物件評価額(土地/建物)初年度税額
区分マンション・新築(80㎡)300万 / 1,500万固定 約11.2万円/都計 約4.6万円
中古戸建(150㎡)2,000万 / 1,000万固定 約18.7万円/都計 約5.0万円
1棟アパート(300㎡・6戸)3,000万 / 2,500万固定 約44.0万円/都計 約13.0万円

よくある質問

Q1. 固定資産税評価額はどこで確認?
A. 毎年4-6月頃に市区町村から送付される納税通知書、または市区町村役場で取得する固定資産税評価証明書で確認できます。

Q2. 評価額は実勢価格の何%?
A. 土地は公示地価の約70%、建物は再建築価格の40-70%が目安です。物件・地域で大きな幅があるため正確には評価証明書での確認が必要です。

Q3. 空室の場合も住宅用地特例は適用?
A. 住宅が建っていれば原則適用されます。ただし「特定空家」「管理不全空家」の指定を受けると特例が外れ、税額が最大6倍になります。

Q4. 評価替えで税額が急に上がることは?
A. 課税標準額には「負担調整措置」があり、急激な上昇は緩和されます。一般的には年5%以内の増加に抑えられる仕組みです。

Q5. アパート1棟でも住宅用地特例は適用?
A. 適用されます。「戸数 × 200㎡」までが小規模住宅用地、それを超える部分が一般住宅用地として扱われます。

固定資産税・都市計画税シミュレーター

評価額から固定資産税・都市計画税を計算。新築軽減・住宅用地特例に対応。10年間の推移を表示します。

入力条件

万円
万円

初年度 固定資産税+都市計画税(年額)

¥220,000

年次推移

固定資産税都市計画税合計
1年目¥175,000¥45,000¥220,000
2年目¥175,000¥45,000¥220,000
3年目¥175,000¥45,000¥220,000
4年目¥175,000¥45,000¥220,000
5年目¥175,000¥45,000¥220,000
6年目¥175,000¥45,000¥220,000
7年目¥175,000¥45,000¥220,000
8年目¥175,000¥45,000¥220,000
9年目¥175,000¥45,000¥220,000
10年目¥175,000¥45,000¥220,000
10年間合計¥2,200,000

※ 本計算は標準税率(固定資産税1.4%、都市計画税0.3%)に基づく概算です。自治体によって税率は異なります。 評価額の経年変化(3年ごとの評価替え)は考慮していません。実際の税額は市区町村の課税明細をご確認ください。

※ 住宅用地の特例は小規模住宅用地(200m²以下: 1/6)を適用しています。200m²超の部分は一般住宅用地(1/3)となりますが、本計算では未区分です